地域猫であるベルンハルト・グリュンは気候の変化にさらされています。
この点は家猫である我が家の2匹に比べて条件が悪いのかもしれません。
ただ、春の陽射しを全身に受け、その暖かさと心地よい風を楽しむことができる。
そう思って、今の待遇を受け容れてくれているようにも感じます。
外での暮らしは、ケンカによる負傷、ノミやダニ、あるいは感染症といったリスクを伴います。
ノミとダニに関しては、防除の薬を定期的に施しています。
が、それ以外にはなすすべがないのです。
家に入れてやりたい。いつもそう思っています。
一方で、それが彼の自由を奪う結果になるかもしれないともいえる。
彼のスプレー癖(尿でマーキングする習性)は抜けないでしょう。
我が家の猫にとっても彼の加入がストレスになる。
色々な問題があるため、今の待遇で我慢してもらっている。
そういう思いがいつも胸の中にあるのです。
でも、彼の日々の表情をみていると、実に楽しそうで幸福感に満ちている。
そう思えるのが救いです。
★ 5月の陽光の中でくつろぐベルンハルト・グリュン