当地のソメイヨシノは昨日段階で三分咲きくらい。
日向峠や福岡市内はもう満開に近づいているのに。
どうしたことでしょう?

私が小学校に入学した昭和46年は、入学式の時期に満開でした。
近年は、その頃には散っています。
今年は久々に4月に入ってから満開になることに。
これは、ピカピカの1年生の門出に相応しい印象です。
自然に対して感じるものが「季節感」。
私の季節感は、今も「ソメイヨシノ=入学式」のまま。
私自身の実体験だからでしょう。
学生時代は、4月の最初の講義の日には賀茂川沿いを歩いて大学に向かいました。
その頃、ソメイヨシノは満開でした。
大学2回生の冬に自分の将来を諦めて迎えた3回生の4月に感じたのは
「あと2年か・・・」
という暗い気分でした。
自由に学ぶ時間を持つことができるのは、残り2年しかない。
私は、そういう沈滞した気分を打破しようとしました。
多少は享楽的に生きてみるか。
それが奏功したのかどうかはわかりませんが、身辺が若干華やかさを増しました。
身の回りでソメイヨシノが咲き始めたようでした。
そして、そのことが却って気分を憂鬱にしていったのでした。
子育てもせず、いつまでも子どもっぽいままのワタクシ。
もしかしたら、享楽的過ぎる生き方をし続けているのかもしれません。
70歳を迎えた竹内まりやさんは、春の桜をみて
「あと何回みることができるだろう?」
と感じたそうです。
今年のソメイヨシノに私が感じたのは
「とりあえず、あと40回くらいはみたるわ」
でした。
でも、開花が遅れすぎると「あと39回」になるかも。
