我が家にベルンハルト・グリュンが現れてから5年あまり。
その間にマージュというかわいい雌猫もやってきました。
マージュは人を警戒していましたが、心を開いてくれました。
その後、福岡市内の若い夫婦が里親になっています。
その後にやってきたのが、あずきちゃん。
あずきちゃんは、最初から人を疑うことを知りませんでした。
当然のように我が家の庭に居座り、グリュンがそれを受け容れました。
グリュンは雌猫にはやさしいのです。
そして、ご近所さんのOさんが育てることに。
今は家猫さんです。
雄猫とは抗争を繰り返すグリュン。
既に長谷川、クリーム白虎などを追い払っています。
純グレも我が家には侵入できませんでした。
★ 網戸越しのホワイト六片さん
手前の猫はあずきちゃんです。これはOさんが提供して下さった写真です。
その「グリュン秩序」への挑戦者がホワイト六片です。
しかし、ホワイト六片も我が家の庭からは追い払われました。
そのホワイト六片が、あずきちゃんがいるOさん宅に現れるようになっています。
ここの庭にはアネマージュという地域猫(雌)がいて、グリュンが守っていました。
その後、純グレが現れます。なんと純グレはアネマージュの別れた子供。
グリュンのO家訪問が減りました。
ところが、純グレは旅に出たらしく、そのすきにホワイト六片が・・・
でも、Oさんによると
「あずきが怖がっていないからいい子だと思う」
とのこと。
そのとおりでしょう。
悪い子なんていません。
ただ、生き物の本能としての抗争をやめられないだけです。
この点は人も同じでしょうか。
ホワイト六片に対して、あずきちゃんは怖がらず、アネマージュも受け容れるとすれば・・・
ホワイト六片にとって、ようやく落ち着ける場所(シマ)ができるのかもしれません。
我が家ではグリュンが雄猫を追い払うので、受け容れ不能。
Oさんのやさしさがホワイト六片を救うかもしれません。
そして、いつかホワイト六片がカタギになって(去勢手術を受けて)、穏やかに暮らす。
そうなればいいと思っています。
★ 避妊手術を受けた後のあずきちゃん
後ろに小さく映っているのはベルンハルト・グリュン