アッシパルマンティエを月に1回は食べています。
料理名はフランス語で Hachis parmentier という表記になります。
手軽な料理でボリュームもあり,食べて満足度も十分感じられる一品です。
フランスではポトフやローストビーフを作って食べ,その際に余った肉を使う料理のような扱いです。
我が家では余るほどの肉を使いませんので,この料理を残り物の処理としてやっているわけではありません。
多くのレシピでは
「ミンチ肉を炒め,トマトソースで煮込み,その上をマッシュポテトで覆ってチーズをかけて焼く」
ように書かれています。
私が作るのはラグー・アッラ・ボロニェーゼ,つまりミートソースを利用したものです。
ミートソースをパスタ用に大量に仕込んで冷凍していますのでそれを使います。
さらに素揚げの野菜,たとえばナスやズッキーニなどを耐熱皿の底に敷き,肉とジャガイモだけの料理にはしません。
野菜の上にチーズ,その上にミートソース,そこにマッシュポテトで蓋をしてチーズをかけます。
オーブントースターで焼けばできあがりです。
ミートソースさえ作っておけば,非常に簡単な料理です。
イギリスのシェパーズパイも似た料理で,ロシアなどにも「類似品」があるそうですが,
私が作るのは多少イタリアンテイストのフレンチという感じのものです。
パルマンティエはジャガイモの普及に尽力した人物名にちなむそうです。
アッシは,みじん切りにすることをフレンチでは「アッシェする」といいますが,その意味らしいのです。
パルマンティエ氏をアッシェする・・・ちょっとどうなのでしょう?ホラー映画みたいです。