久々に読み返しているのがアイラ・レヴィンの「死の接吻」。
これはサスペンス小説史上に輝く名作です。
何度読んでもおもしろいのです。
アイラ・レヴィンは発表当時は25歳。信じられない若さ。
その後、第2作となる「ローズマリーの赤ちゃん」まで14年が過ぎました。
その間、彼は脚本家の仕事をこなしています。
有名な戯曲としては“Deathtrap”がありますが、これも上記2作同様に映像化されました。
「ブラジルから来た少年」の原作もレヴィンです。
そのストーリーテラーぶりは天才というほかない作家です。
そして、もう1人のレヴィンも読んでいます。
こちらはドイツからアメリカに渡った心理学者。
あるADR関連の本を読んでいて、参考文献として掲げられていたので読んでいます。
論文集ですが、読みやすい配列になっています。
これを読んで学ぶというよりは、自分のやっていることを検証している感じです。
普段の関係者へのインタビューのあり方などを。
お堅い本ですが、こういう読み方をすればスムースに読めるので。