久々に山間部で出かけました。
林縁にあったのがこれです。
これはチャノキの花。
我々にとってお馴染みのお茶の葉がこのチャノキの葉です。
花はツバキ科らしい形状です。
緑茶も紅茶も、そしてウーロン茶もこの葉から作られます。
庭木として植えられる例もあります。
私は鹿児島県大口市(現在の伊佐市)で垣根に使われているのをみました。
次は、タンキリマメの果実が弾けて種子が露出した写真です。
花は黄色でかわいらしい印象です。
その後に小さな豆ができます。
そして、弾けるとこうなるのです。
咳止め効果があるようにいわれていますが、これは誤り。
これは、おそらくアキチョウジです。
シソ科の野草ですが、十分鑑賞価値がある美しさです。
これはベニバナボロギク。
キク科の野草です。
実は、我が国には生息しないパプアンキンイロクワガタが、この草を好みます。
前脚にある斧状の箇所を使って茎を切り落とし、そこから吸汁するのです。
NHKの番組でも紹介されたはずです。
ちょっと出かけると、小さな秋にたくさん出会えます。