秋の彩といえば紅葉。
最近は、樹々の葉が色づく時期が遅れています。
私の学生時代だと、10月に紅葉を楽しめました。
嵐山や高雄にかぎらず、京都の紅葉は美しいのです。
寒暖の差がなせる業でしょう。
紅葉といえば、カエデを思い浮かべる方が多いかもしれません。
今回は、別の葉をおみせします。

これはビワの葉です。
黄金色に染まっています。
尤も、ビワは落葉樹ではないので紅葉するわけではありません。
たまたま枯れたのでしょう。
それでも美しい色になっている点で、特にとりあげました。
次は、この葉です。

これはサクラです。
サクラの葉の多くは既に散ってしまいました。
まだ散らずに残っている葉が赤く色づいています。
最後は、これから枯葉を舞い散らすであろうケヤキ。

街路樹に多く使われるケヤキですが、その枯葉の量はかなりのもの。
枯葉舞い散るペイヴメント。
この場合の枯葉はケヤキが似合います。
シャンソンの「枯葉」はそういう秋の街の雰囲気を感じさせます。
枯葉の季節が終われば、冷たい風にコートの襟を立てる季節。
そして、迎えるクリスマス。
若い頃は恋に燃える季節だったかもしれません。
今は、温かな気持ちに浸ることができるクリスマスであってほしい。
そう思う私は老いて枯葉に近づきつつあるようです。
*以前の記事「枯葉」ではチェット・ベイカーの演奏を紹介しました。
今回はジャズ史上に残る名演をご紹介します。
それは、アルバム“Somethin’ Else”のマイルスの演奏です。
アート・ブレイキーの抑制されたドラミングもGood!
キャノンボール・アダレイのリーダーアルバムですが、これはマイルスのアルバムになってしまっている・・・?
