春先に咲く小さな黄色の花・・・何を思い浮かべるでしょうか?
すぐに思いつくのは我が家のアブラチャン。
新芽も膨らんでいます。
そして、同じクスノキ科であるゲッケイジュ。こちらは常緑樹です。
これらは目立ちませんが、造形はかなり美しいものがあります。
野山では、同じクスノキ科のクロモジやシロモジ、そしてアオモジも同じような花をつけています。
クロモジの枝はつま楊枝に使われます。
和菓子などに添えられる香りのよいつま楊枝はクロモジのものです。
アブラチャンは宝満山から三郡山にかけての稜線に美林があるそうです。
ゲッケイジュは料理用に植えていますが、アブラチャンは野山の雰囲気が欲しくて庭木にしています。
庭木で黄色の花ならポピュラーなのはサンシュユでしょうか。これはミズキ科です。
糸島市の丸田池公園にも植栽されています。
春を感じさせるのはサクラばかりではありません。
クスノキ科ではありませんが、茶花として使われるキブシの花も春の風物詩です。