またちょっとライヴに行ってまいりました。
T-SQUAREの福岡公演です。今回はZepp福岡でした。
なんと驚いたことに,席をすべて使ってお客さんをフルに入れていました。
先週の中島美嘉さんの福岡サンパレスでのライヴは,座席を一つおきに使い2階席は閉鎖だったのに。
Zeppは思い切ってやってくれたようです。
今回は,1978年のバンド創設以来のリーダー安藤正容さんが「卒業」というショッキングなツアーでもあります。
座席は前から2列め,ステージに向かって中央やや左寄りで,ギターの安藤さんの目の前。
ベストポジションでした。
安藤さんのギタープレイを多めに聴かせる構成で,ファン心理に配慮した内容だったのには感激しました。
安藤さんがバンドを去り,THE SQUAREとT-SQUAREが刻んできた44年の歴史にまったく新しい時代が訪れます。
コンポーザーとしては天才的なドラマ―の坂東慧さんがいますから心配はないでしょう。
今回のライヴではサポートメンバーとして参加した白井アキトさんのプレイが凄まじく,度肝を抜かれました。
とんでもないキーボード奏者です。
自由奔放に,かつ曲の持ち味を存分に引き出すプレイに会場騒然という感じでした。
THE SQUAREの認知度が一気に高まったのは1984年のアルバム“ADVENTURES”です。
このアルバムに収録されている“NIGHT DREAMER”が今回のライヴで演奏されました。
その白井さんの超絶プレイに新たなDREAMを感じました。
安藤さんが作ったバンドのおかげで,故和泉宏隆さんをはじめとする凄腕ミュージシャンが素晴らしい曲を演奏し,
私はそれらの曲を聴くことでどれだけ勇気づけられ,また癒されたか。
安藤さん,本当に本当にありがとう!
ソロ活動も今まで以上に楽しみにしていますよ。