先日ご紹介したゴマダラカミキリの交尾シーンを撮影しました。
いわゆる決済業務でお邪魔したお宅のダイダイの樹にいたのです。
こうして、兇悪の卵が生まれ、兇悪の幼虫になっていく。
先日もお伝えしたように幼虫=テッポウムシは超兇悪です。
お邪魔したお宅は農業を営んでいます。
だからゴマダラカミキリの兇悪ぶりを知悉しています。
当然ながら、このカップルの子孫は残らなかったはずです。
昆虫の交尾については、意外に観察例が少なかったりします。
普通種のクロコノマチョウも永らく観察例がありませんでした。
私が1991年に宮崎市内で交尾ペアを発見。
交尾した状態で飛翔する姿を確認できました。
ゴマダラカミキリに関しては、ごく普通にいる虫ゆえ写真もあるでしょう。
とは思うものの、普通種に限って調査されていなかったりするのです。
お庭に普通にいる虫のちょっとした行動が、日本初記録に・・・
こういうことは珍しくありません。