写真の甲虫は光沢があり、実物はもっと美しいのです。
が、いまひとつ目立ちません。
樹木の幹をウロウロしているので、人目につかないのです。
和名はキマワリです。
木の周りにいるのでキマワリ。実にわかりやすい和名です。
学名は Plesiophthalmus nigrocyaneus で、いくつかの亜種にわかれるようです。
食べるのは朽木。
全然兇悪ではないーというのが実態です。
どういう虫の仲間かというと、ゴミムシダマシ科に分類されます。
ゴミムシという呼び名はあまり実態を表していません。
ゴミを漁って生きているわけではないからです。
生態は様々ですが、美麗種が多い点が特徴でしょうか。
キマワリは各地の公園などでもみかけます。
目立ちませんが、ポピュラーな甲虫です。