事務所兼自宅の隣にある公園を散歩していてみつけました。
オオミズアオ Actias aliena です。
我が国では広く分布している蛾で、いわゆる普通種です。
なかなか「完品」でお目にかかることはできず、この個体も傷んでいます。
とはいえ、優雅な美しさは目をひきます。
前にも書いたかもしれませんが、蛾には美麗種が多いのです。
蝶=きれい ⇔ 蛾=醜い
というステレオタイプの捉え方にはうんざりさせられます。
美的感覚など人それぞれ。
そして、客観的に美しいものは美しい。
オオミズアオは誰もが「綺麗」といいますが、
「蛾ですよ」と私がいったとたんに眉をしかめるのは差別では?