この季節に必ずやるのがポン酢の仕込みです。
正確にはポン酢醤油というべきかもしれません。
お向かいのTさんが作っているカボスを頂き,それを私が加工します。
第一次産業と第二次産業を分担しているわけです。
いただいたカボスは写真のとおりです。
左下の小さな果実はヒラミレモンです。
沖縄方言でいうとシークワァーシャーです。
これは別途に使うことにして,カボスでポン酢を仕込みますが,絞った個数は73個。
なかなかに疲れる作業です。
事前にだし醤油を作っておき,米酢と煮切った酒と味醂を合わせます。
作業が終わって庭をみれば,秋の花が咲いています。
右がシュウメイギクです。そして,左はユーパトリウム・チョコレートの名称で売られているヒヨドリバナ。
シュウメイギクは菊のようで,実はキンポウゲ科です。クリスマスローズやトリカブトと同じ仲間。
一方のユーパトリウムはキク科です。
秋の野山でもヒヨドリバナの白い花をみかけます。
写真のものは上記のとおり園芸品種で,春季には銅葉が美しく,花はプラスアルファのような存在です。
今月22日の記事で,ツクツクボウシの終鳴が12日だったと書きましたが,なんと22日に鳴きました。
でも,それが本当に最後だったようです。これはかなり遅い例になると思います。
遅いといえば,秋の風物詩であるキンモクセイの開花が異常に遅れています。
今もこういう蕾の状態ですが,ほのかに香りが漂うになってきました。
★ キンモクセイは事務所兼自宅の隣にある公園で撮影しました。
公園は以下の方の縄張りですので,許可をお願いしたところ,快諾されました。