私がうつ病でダウンした日に仔猫がやってきました。
自分の意志でやってきたわけではありません。
カラスに咥えられているところを妻が助けたのです。
私は仔猫の命をつながなければならなくなりました。
自分が死ぬどころではなくなってしまったのです。
その仔猫は15歳を超えました。
今も毎晩一緒に過ごしています。
この猫がやってきたので、別の猫を迎えました。
黒猫です。2012年のことでした。
黒猫には苦い思い出がありました。
1988年、出会った黒猫は懐いていました。
でも、ある日、急にいなくなったのです。
仔猫1匹が一緒でした。
なぜいなくなったのか?
不満だったのか?
「これではやっていけねぇぜ、あばよ」
かわいかったので、きっと誰かが引き取ってくれたのだろう。
そう思うことにしたものの、いつか黒猫を幸せに・・・と決意したのでした。
やってきた黒猫は勝気そのもの。
今も先住猫との関係はさほどよくありません。
けれども、私とは愛情いっぱいの関係です。
ヤクザをやっていた猫の更生にかかわりました。
今は、地域にオス猫が侵入しないように用心棒を務めています。
出逢ったのは2018年。ちょうど私が回復し始めた時期でした。
最初から気が合うような印象を抱いたのです。
更生どころか、今は完全な正義の味方です。
よそのお家の外猫の餌を奪いに来る猫を追い払ったりしています。
この猫の登場で、私の回復はさらに進みます。



私は社会復帰を果たしました。
それには猫たちの力が大きく寄与しています。
猫たちには返しても返しきれない渡世の義理を背負いました。
日夜、私が猫ファーストの生活を送る理由であります。
