たまに、トラックの荷台からはみ出している積載物に・・・

「赤い布」がはためいているのをみかけます。
これは、制限外積載許可を受けた証。
道交法57条に根拠があります。
ですが、私はこの「赤い布」をみると思い出し笑いをしてしまうのです。
「赤い布をみて宇津井健さんがやって来る」
それは、1985年1月から約3か月に渡って放送された
というとんでもないドラマのシーンの話。
*ドラマタイトルのリンクは主題歌「摩天楼ブルース」
「何かあったら、この赤い布を窓にかけておくんだ。俺が現れる」
そのようなセリフで主役を演ずる小泉今日子さんを宇津井健さんが勇気づける。
実際に赤い布をかけておくと、「謎の男」とキョンキョンが呼ぶ宇津井さんが登場。
その後、一人になったキョンキョンは、
「私のお父さんは謎の男なの?」
と大きな声で自問。
そのセリフ回しがあまりにも棒読みで爆笑狙いとしか思えませんでした。
ほかにも石立鉄男さんの
「やい!薄汚ねぇシンデレラ!」
といった名セリフも。
若手時代の賀来千香子さんや高木美保さんも真面目に「くさい演技」をみせています。
ストーリー仕立ても結構荒唐無稽でした。
大映テレビ制作らしい大袈裟な音響効果や役者の激しいリアクション満載。
私の60年の人生で、これほど腹を抱えて笑えるドラマはほかにないかもしれません。
ただ、ドラマはシリアス路線、しかも役者さんは全員が大真面目に演じます。
それが、ますます笑いを誘うのですから放映時間はほぼ笑いっぱなし。
トラックの荷台の赤い布をみると、今も反射的にこのドラマを思い出します。
そして、笑ってしまうのです。
恐るべし!大映ドラマ!

