12月5日の夕刻、私は妻とグリュン君と散歩をしていました。
その際に少し痩せたカマキリと出会いました。
動きは鈍く、生命の限界はそう遠くないようにみえました。
仮に、私が保護して食餌を与え、暖かい部屋で過ごさせたらどうなるか?
少しは命を永らえるかもしれません。
でも、元気に活動できるようになるかといえば、それはありません。
痩せているのは産卵を終えたから。
成虫の仕事は次世代を残すこと。それ以外はありません。
もう十分働いたのだから、このままで。
そう思ってお別れしたのでした。