福岡県糸島市 司法書士 ブログ

評価する&評価しない

世論調査の結果として内閣の支持率が報じられます。

意味があるのでしょうか?

・政策に期待が持てないから

・人柄が信用できないから

・他の内閣よりよさそうだから

こういう内容が調査項目として掲げられています。

さて、アンケートに回答した人に現在の内閣の政策を具体的に説明してもらえるか?

たぶんできる人はごく少数です。

首相の人柄に至っては、首相とどれほどのつきあいがあるか?という話です。

およそ回答者のほとんどが岸田首相の人柄など知らないでしょう。

新聞や週刊誌が色々書き立てるイメージに基づく回答です。

他の内閣よりよさそう・・・まさにイメージレベル。

つまり、この調査はマスコミが世間にすり込んでいるイメージの浸透度の調査なのです。

というわけで、あの調査が報じられるたびに「アホか?」と感じてしまいます。

評価する/評価しない・・・この区別も専ら雰囲気に基づくものでしょう。

回答者はその時点の世論に合わせた回答をしている可能性も大きいと思われます。

なんとなく多数派でいたいということです。

以上から明らかなように、あの種の調査・報道にはほぼ意味がありません。

意味があるとすれば、その時点の空気感。

そして、多くの人が雰囲気に流されることがわかるくらいでしょうか。

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