グラス、といっても glass ではありません。
“grass”の話です。
以前は、グラスを庭に植えるようなことはあまりなかったのです。
でも、今は美しい園芸品種が次々と生まれています。
我が家の庭にも数種類のグラスを植えています。
修景植物として優れているのです。
葉や穂が風に揺れ、それが光を浴びてキラキラします。
今の季節に穂が美しい2種を写真で紹介します。
左は、隣の公園に植えたミューレンベルギア・カピラリス Muhlenbergia capillaris 。
ミューレンベルギア属はネズミガヤ属のことです。
ネズミガヤは雑草ですので、その仲間。
改良され園芸品種として売られ、人気を博しています。
我が家の庭にも植えています。
右は、これから人気が出そうな品種です。
メリニス・サバンナという名称で売られています。
学名表記は、 Melinis nerviglumis ‘Savannah’ となります。
Melinis属は、ホクチガヤ属とかルビーガヤ属のような呼ばれ方をします。
これもまた、美しい赤い穂をつけキラキラと輝きます。
こちらは我が家の庭ではなく、近くの農業用調整池に植えました。
クズやセイタカアワダチソウに覆われていたのですが、数年かけて整備。
今は公園風になっています(主に妻がやりました。私は下働きくらい)。
そこに植えたメリニス・サバンナが増えています。
今後は公園や我が家の庭にも迎えることになるでしょう。
ミューレンベルギア・カピラリスは農業用調整池にはありません。
公園から一部移植しようかと思っています。
宿根草ですから植えっぱなしでOK。
お庭にグラス・・・おススメです。