ビストロでは定番の「牛頬肉の赤ワイン煮込み」。
これは私のスペシャリテでもあります。
冬になると2、3度作ります。
残ったソースはハッシュドビーフにしてランチで食べます。
少量を冷凍保存して、次に作る際のベースにも。
作り方はいたって簡単です。
香味野菜をしっかり炒め、赤ワイン、ポートワインにトマト(缶入りカットトマト)で軽く煮ます。
それをハンドミキサーでドロドロに。
そして裏ごし。
マリネしておいた頬肉をフライパンでしっかり焼きます。
裏ごししたソースに肉を投入。ワインやポートワインを若干プラス。
ここからはコトコト煮込むだけ。
使うスパイスもクローブとナツメグ程度。
肉は箸で崩せるくらいに柔らかくなります。
頬肉は筋が多いので煮込むしかないのです。
実は、肉の旨味のほとんどはソースに溶け出しています。
だからソースを味わう料理ですが、肉を一緒に食べると旨さを感じるのです。
ゼラチンも多く、女性のお肌にも好適な料理のひとつです。