福岡県糸島市 司法書士 ブログ

泉川の植物

「泉川のハマボウ群落」として有名な散策路があります。

散策路といっても多くの人が行き交うわけではありません。

ハマボウの花が満開の季節でも、混雑するようなことはないのです。

今は、ハマボウの花がまだ咲いていません。

人影はまばら・・・どころか、ほとんど誰も通りません。

でも、なかなか楽しい道なのです。

今回はクララ Sophora flavescens をみつけました。

牧草地などに多く見られますが、河川敷でも見かけます。

このクララは、希少種オオルリシジミの唯一の食草。

とはいえ、ここにオオルリシジミはいません。

続いて同じマメ科のコマツナギ Indigofera pseudotinctoria

学名に「インディゴ」が入っています。

インディゴブルーは、同属のナンバンコマツナギなどの根から抽出した染料。

コマツナギの根は使えないようです。

最後は、糸島半島ではポピュラーな花。

セリ科のハマウド Angelica japonica です。

属名はご覧のとおりアンゼリカです。

製菓材料のアンゼリカは、セリ科のセイヨウトウキの茎。

ハマウドは同じ仲間なのです。

 

ふらっと散歩に出かけると、こういう植物に出会えます。

 

ブログ一覧へ戻る

お電話

メール

ページの先頭へ
Loading...