生き物は天敵から身を守るための手段を持っています。
擬態はその代表的なものでしょう。
身近な擬態といえば、ニイニイゼミが樹皮に化ける例でしょう。
これはソメイヨシノにとまっているニイニイゼミです。
見分けがつくレベルかもしれませんが、かなりわかりにくいのです。
拡大すると、こうなります。
ニイニイゼミが化けやすいのはアラカシの樹皮かもしれません。
次の写真はアラカシにとまるニイニイゼミです。
撮影の都合上、中心に被写体を置いています。
だから、見分けはつくと思います。
これが、実際に樹にとまっているとわかりにくいのです。
ニイニイゼミもうまく隠れないと命の危機を迎えます。
こういうハンターが獲物を探していますので。