毎年のように「幸福度」のランキングが発表されます。
各国の順位が公表されます。
上位5か国は、フィンランド・デンマーク・アイスランド・スイス・オランダ。
我が国は54位だったそうです。
「政治のせいだ」
「経済政策がなっていない」
「増税ばかり」
「いつまでもデフレ」
などと政治の失態のせいにする声が聞かれるのが常です。
私が思うには、すべて「国民のせい」です。
これは常識がある人ならすぐにわかることです。
① こういう情報をそのまま受け入れてしまい、自分で考えない人
② 自国を非難したくてたまらない人(私は「A脳人」と呼んでいます。Aはある会社のイニシャル)
には理解できないかもしれません。
どういうことか?
まず、幸福の基準は人それぞれであり、それを一つの基準に当てはめること自体ナンセンスです。
また、各国の国民性も異なります。
単純に「幸福ですか?」と尋ねられてどう反応するか?
日本人は「まあまあ」みたいな曖昧で中間値のような答え方をするかもしれません。
そして、各国の国民性をいうのであれば、
① 国に何を期待するか?
② どのくらい期待しているか?
は国によってかなり差があります。
ちなみに北欧諸国では、各国の国民が国に対して大きな期待を抱いていない傾向が強いそうです。
我が国の国民は政治への関心が低いということになっています。
しかし、国に対する期待感はかなり高いのではないでしょうか?
災害や事件があるたびに流れる街角インタビューをみていると
「もっと国がなんとかしてほしい」
「国がもっと前面に出て・・・」
という答えをする人が多いのです。
親方日の丸的発想が続いているがゆえに、国に対して大きな期待を抱く。
その結果として、過剰な期待どおりに面倒をみてもらえないので「幸福ではない」。
低い幸福度の原因は、国に依存し、期待感を過剰に抱く国民のせいです。
残念ながらこう考えざるを得ません。
★ 岡田眞澄さん
お母様がデンマーク出身です。
伯母様がコペンハーゲンにある人魚姫像のモデルになった方。
ユーミンのアルバム「SURF&SNOW」収録の「恋人とこないで」でユーミンとデュエット。
映画、ドラマだけでなくバラエティ番組やショーの司会など多彩な活躍をされました。
私は、幼少の頃に再放送で視聴した「マグマ大使」に出演しているのは、E.H.エリックさんだと思い込んでいました。
エリックさんは岡田さんのお兄さまです。