ちょっと相談会の相談員をやりました。
場所は福岡市中央区の「あいれふ」。
精神保健福祉センターによる「こころと法律の相談」です。
前回は私はリザーブ要員。
今回はレギュラー相談員になりました。
午前中の電話相談を受け持ちましたが、相談件数は1件だけ。
それも非常に元気なおばあちゃんからでした。
希死念慮にとらわれている多重債務者等からの相談を想定した会でしたが・・・
それでも、うつ病経験者の私が多少なりともお役に立てる分野ゆえ、
今後も機会があれば相談員をやっていこうと思っています。
昼食は、久々に蕎麦切はたゑで。
このお店は、つきあいのある弁護士さんに教えてもらいました。
天ぷらが素晴らしくおいしいのです。
勿論、そばも最高です。
問題は・・・高いのです。私にとっては(笑)。
★ 写真はネット上でみつけたものです。
私はお店の中で写真を撮影することが苦手です。
天ざるで4500円(税込み)。
ただ、食べ終わるとこのお値段には納得感があるのです。
今回は、海老→銀杏→わかさぎ(琵琶湖産)→みず(東北の山菜)
→鱚→いんげん→茄子(焼き茄子のすり流し添え)→ブラウンマッシュルームの海老詰め
の順に出していただきました。
いや~本当に美味しい! まさに絶品!
いんげんに感動しました。薄い衣がサクッとしているのに、中は瑞々しいのです。
妻には黙っておこうかと思いました。
しかし、「天ぷらがバレやせんかのう?」という辰兄ぃのセリフが頭をよぎります。
「4500円の天ざるを食べた」と話したら叱られました。
が、内容を説明すると「私も行く!」ということになりました。
天ざるを食べて大満足の後に、辞書代わりに使おうと思っていた
伊藤眞教授の「破産法・民事再生法」(有斐閣)を購入。
★ 前にも触れましたが、伊藤塾の伊藤真弁護士とは別人です。
司法書士試験を受ける人には予備校本のみを使う人が多く、
「いとうまこと」といえば伊藤塾の主催者と思い込んでいたり(笑)。
各地裁には伊藤教授の「民事訴訟法」(有斐閣)が置いてあります。
実務と同じ旧訴訟物理理論を今も守る大家です。
堂々1308頁の大著ゆえ「辞書代わり」。
ただ、帰りの地下鉄で読んでいると、本文のみであれば、意外にスラスラ読めそうです。
これが9180円(税込み)。
そのうえ疲れたからとマッサージまで受けました(変なサービスがあるお店ではありません)。
結果的に、相談会の手当はすべてなくなりました。見事に赤字です。
手にしたものはすべて消えゆく定めなのさ~♪
★ 「仁義なき戦い」で若杉寛を演ずる梅宮辰夫さん
情婦と逃げるために学生に化けようとします。
「天ぷらがバレやせんかのう?」
学生服=衣でごまかしているという意味です。