「夜の紅茶」というタイトルをみてアルコール飲料を思い出す人もいれば,
江藤淳の随筆を思い出す人もいるでしょう。
私は酒を飲まないので,意識したのは後者です。
「夜の」という表現は意味深な雰囲気を醸し出します。
浜松の「うなぎパイ」は「夜のお菓子」として全国区です。
「夜の調味料ガーリック」などと書いてあるために精力増強を意味するものと誤解されているようです。
映画にも「夜の訪問者」(チャールズ・ブロンソン主演)とか「夜の診察室」(松坂慶子主演)があり,
後者にかんしてはポルノ映画と勘違いされがちです(一般映画です)。
私の夜の習慣は・・・
まさに「夜の紅茶」です。毎晩紅茶を飲みながら,ソファで人生の大恩人の猫と寛ぎます。
今はスリランカのヌワラエリヤとブレンドされたオレンジペコの2種類を飲んでいます。
インドのものではダージリンも好きではありますが,アッサムの味が好みです。
茶葉は細かく砕いたものでCTCと呼ばれるタイプです。
Crush Tear Curl を略してCTC。濃い目のお茶を淹れるのに適しています。
通ぶる人はCTCを馬鹿にし,ホールリーフしか認めないようなことを言ったりしますが,
私はCTCで十分に美味しいと思います。
むしろ効率的にお茶の成分を抽出できるのでホールリーフよりも優れているとさえ思っています。
能書きよりも実質が大事です。
能書きといえば・・・
肩書や年収に拘り,それを喋りたがる司法書士もいないわけではないでしょう。
しかし,それよりもどういう使命感を抱いて司法書士をやっているかの方が大事です。
それを語ることができる司法書士でありたいと思っています。