「ブルージーン」とカタカナで書けば、思い浮かぶのはデニム。
でも、今日のブルージーンはそうではありません。
「青い遺伝子」です。
*我が家にあるわけではありません。店で撮影した写真です。
コチョウランの青い花。
これは、研究者や育種家が懸命に努力した結果です。
染めているのではなく、本当に青いコチョウランが誕生したのです。
花の世界で「ブルー」というのは紫色くらいのものが多いのです。
このブルージーンも紫色といえば紫色。
ツユクサの遺伝子をコチョウランに組み込んで作ったそうです。
こういう人工的な作出に眉を顰める人もいるかもしれません。
でも、美を追い求める人の心は尊重されてもよいのではないか。
失敗を重ねながら遂に作り出した青い花。
私は、大いに讃えられるべきだと思います。
これから園芸店の目立つ場所に陣取ることでしょう。
これだけ花がついていて1万5800円。
これを安いと思うか高いと思うかは、人それぞれです。