毎年、冬の夜を猫とソファでゆっくり過ごすことが楽しみです。
猫は私の横で眠り、私はミステリを読む。
さて、この年末年始は何を読もうか。
今はこれを読んでいます。

このあとは、このあたりかな、と思っています。

いずれもタイトルに「少女」が入っているのは偶然。
私は「少女趣味」ではありません。
もう1冊選ぶとすれば、久々に再読する予定のこれ。

1950年代に書かれた「ギャルトン事件」です。
何度か読んでいますが、何度読んでも面白いのです。
妻は早寝早起きのよい子なので、私は夜は独りです。
猫は一緒にいますが、眠っています。
映画をみるか本を読むか。
本を読むなら、法律書か自然科学系か歴史書あるいはミステリ。
2時間の拘束を受ける映画ではなく本を選ぶことが多くなります。
映画を選ぶと、深作欣二とかサム・ペキンパー作品を見た場合、血が沸き立ってしまいます。
眠れなくなるのです。
本が一番でしょう。
そして、あまり疲れずに読めるミステリに落ち着くのでした。
翻訳ミステリを読み始めて50年近く経過しました。
最近出版されるものは訳文が読みやすくなっています。
訳文の悪さがアダになった名作も数々あります。
それらが新訳で出ないものか・・・と思うことも
(たとえば、アンドリュー・ガーヴの諸作品とか)。
