シロアリがいました。
場所は、自宅兼事務所の隣にある公園。
そこにあるシラカシの根元です。
当然ながら駆除しました。
我が家までは距離があるものの、近くのお宅に被害が出かねません。
ただ、シロアリも決して「悪」ではないのです。
「森の掃除屋さん」として大切な存在です。
樹木が枯れて倒れる。
それを分解して土に戻す。
陽が差し込み、新たな植物が育ち昆虫や他の生物も恩恵を受ける。
また樹木が大きくなり、その果実を鳥が食べる。
こういう循環の中で必須の役割を担っています。
たまたま、森の近くに家を建てると、その家を倒木のように勘違い。
「これは処理しなくては!」
というシロアリさんたちが懸命に働いてしまい、家に被害が及ぶ。
こういう感じなのです。
都会地でシロアリ被害が出ることは稀でしょう。
たまたま飛来した生殖可能な雌雄のシロアリが家を対象に巣作りをしてしまう結果です。
田園地帯や森林に接して建っている家はシロアリを警戒しなければなりません。
すぐ近くで自然界における任務に勤しんでいるはずなので。