ちょうどナワシログミの花が咲いています。
クロホウジャクやホシホウジャクといったガが吸蜜に訪れています。

この時期は吸蜜源となる花が減ります。
ナワシログミはチョウやガにとってありがたい存在でしょう。
ナワシログミにしても、受粉行動のサポーターを独占できるメリットが。
この花は終わりを迎える頃、濃厚な香りを放ちます。
薄暗くなった夕方になんともいえない妖しい芳香が漂うのです。
初冬まで咲く花といえば、ツワブキもそうです。

山間部では移動中のアサギマダラがツワブキで吸蜜している姿もみられます。
同様に貴重な吸蜜源は、要注意外来生物の指定を受けているセイタカアワダチソウ。
実は、成虫で越冬するチョウの心強い味方です。
キタテハやムラサキシジミが群がる光景を目にすることがあります。
