自宅兼事務所の隣にある公園の奥まった場所、そこにあるのは・・・
チヂミザサ Oplismenus undulatifolius です。
イネ科の雑草ですが、陽地を好まず林内などに生息する植物。
丁度花が咲いていますが、イネ科の花としては目立つ部類でしょう。
薄暗い場所でも開花するー陽地を好まない植物の特徴です。
和名で「ササ」となっていますが、ササそのものではありません。
果実からは粘液が出るので、あまり近づかない方がよい植物でもあります。
その粘液で衣類が汚れてしまううえに、果実も貼りつくからです。
粘液が出る果実を持つイネ科植物はほかにもあります。
その粘液を吸汁対象とするチョウもいます。
チヂミザサの粘液にチョウは来ないのか?
薄暗い林内で活動するチョウは限られており、観察する機会はなさそうです。