参議院議員選挙が近づいています。
そこに、またまた怪情報が流れ始めました。
投票用紙に鉛筆で候補者名を書く。
これがいけないという話を広めたのは誰でしょう?
不正が行われるというのです。
書き換えられてしまうそうです。
消しゴムでゴシゴシ。
そのうえで書き換え。
この話を考えた人は、申し訳ないけどバカではないでしょうか?
そういう面倒なことをせずに投票用紙ごとすり替える方が効率的です。
わざわざ消しゴムで消して・・・そういう手間をかける意味がわかりません。
もう一度書きますが、こういうウソを考えついた人はバカだと思います。
ただのバカであることを願っています。
もし、なにかの目的があるとしたら恐ろしいことになります。
SNSで虚偽情報を流して選挙に影響を与えようとしていることになるのです。
つまり、世間はバカの集合体であると世間の人々を見下しているのです。
容易に投票行動を操作できる連中だ、と。
もしかするとツッコミを期待したネタなのかもしれません。
「そんな面倒なことするかいな。用紙ごとすり替えればええやんか。おまえ、アホか?」
「アホちゃいまんねん、バカでんねん」
こういうボケを予定してツッコミを求めているのであれば、まだ罪は重くはないかもしれません。
でも、そうではないと思います。
少なくともウソを広めて面白がるつもりなのでしょう。
同じような馬鹿げたウソが多くSNSで広まっています。
これらを信じる人も多いようです。
20~40代の4分の1強は、「選挙で不正が行われている」と捉えているようです。
これはNHKの調査です。
この結果についても
「NHKは意図的に数字を低く出している」
とウソを広める人がいるかもしれません。
ネット上の情報など無責任なものが多いのです。
多くの人が正確な事典のつもりで使うWikipediaにもウソが散見されます。
書き手が明示されていない以上、無責任な記事があることは容易に想像できます。
しかし、この想像力が働かなくなっているのかもしれません。
ネット情報を無条件に受け容れ、それが自身の見解のように錯覚する。
こういう人が増えているように思います。
多くの人は、そういう症状が出ていることに無自覚です。
知らない間に悪性の疾患に罹っているようなものでしょう。
YouTUBEで特定政党の主張を延々と視聴し続ける人を「自主洗脳」と書いたことがあります。
SNSがなければ生きていけない人も同じかもしれません。
与えられる情報をそのまま丸呑みするのは思考の放棄です。
そして、それは「人間やめますか?」と問いかけられ
「辞めま~す!」
と嬉しそうに答えているのと同じではないでしょうか。
バカが振りまくSNSウィルスに冒されバカになってしまう。
「人間やめますか?それともSNSをやめますか?」
今はこう問わなければいけない時代になったような印象です。
昔、子供は親や教師から「テレビばかりみているとバカになるぞ」といわれました。
今は「SNSばかり使っているとバカになるぞ」とは誰もいってくれないようです。
★ こういう本がありました。今も売れているようです。
私は、SNS中毒患者は人間とバカを隔てる壁を軽々と超えてバカ側に行っているように感じています。