安倍元首相が殺害されて統一教会問題に火が付きました。
民放のワイドショーやニュースショー番組では常にトップ扱いらしいのです。
たしかに元首相殺害という大事件は大きく報道されてしかるべき。
しかし、今はその点よりも統一教会と政治家の関係を騒いでいます。
実にアホらしい現象です。
票があれば政治家は食いつきます。
そして、政治献金を受けたいのは当たり前。政治はおカネがかかるのです。
さて、統一教会関係者から支援を受けたことは「けしからん!」ことでしょうか?
そもそも、支援してくれる人に
「おたくはどういう信仰をもっていますか?」
と訊くことができるわけがありません。
これは常識がある人ならわかること。
仮に、勇気ある人が訊ねたとします。
「自分は統一教会員です」とか「アレフの信者です」という答えが返ってきたら?
そこで「帰れ!」とか「出ていけ!」というわけにはいかないでしょう。
信仰を理由とした差別に該当します。
まして、政治家に近づいてくる人たちが統一教会のバッジをつけているわけでもない。
見分けがつくわけでもありません。
目つきが違うとか、いつもニヤニヤしているという特徴があるはずもないのです。
それなのに「あの政治家は支援を受けた。問題だ!」と騒ぐのはおかしいでしょう。
況して、統一教会の問題はずっと続いていた問題です。
大騒ぎしているテレビ局は、その問題を報道してきましたか?
桜田淳子さんや山崎浩子さんが合同結婚式に参加した際は大々的に報じました。
しかし、その後は統一教会特集のような報道はなくなります。
なぜか?
単純なのです。ウケるかどうか?これだけ。
山上容疑者の手で安倍元首相が殺害された結果、統一教会は「トレンド」になりました。
だからワーッと報道しているのです。
ジャーナリズムではなくセンセーショナリズムです。
それに踊らされてネット上で騒ぐ人たちはテレビ局などからみれば「カモ」。
こういうテレビ局など相手にしなくなって当たり前。
だから私は民放を視聴しないのです。
ここぞとばかりに目立とうとする「識者」も下品です。
某前参議院議員など、統一教会問題については発言しなくなっていました。
最近はすごく元気にテレビ出演をこなしていらっしゃるようです。
統一教会の被害者よりご自分が目立つことが大事であるようにしかみえません。