打率3割、本塁打30本、盗塁30を同一シーズンでクリア。
いわゆるトリプルスリーです。
これを達成したプロ野球選手はこれまで10人しかいません。
その中で、1人だけ3度も達成した選手がいます。
スワローズの山田哲人選手。
そして、シーズン記録としては日本人最多本塁打記録を更新した選手もスワローズ所属。
村上宗隆選手です。
この2人に共通するのはドラフト1位入団ということです。
その素質は当初から高く評価されていたのです。
が、ただのドラフト1位ではありません。
「はずれ1位」なのです。
他の選手を1位指名したが、指名が他球団と重複してクジ引き。
クジにはずれて交渉権を獲得できなかった。
それゆえに再指名した1位ということです。
山田選手に至っては「はずれはずれ1位」です。
再指名でもスワローズとゴールデンイーグルスの指名が重複。
スワローズはまたもクジ引きで交渉権を逃します。
その結果、再々指名したのが山田選手。
実は、このときもクジ引きになっています。
スワローズが最初に指名したのは斎藤佑樹投手。
次に指名したのは塩見貴洋投手。
斎藤投手は既に引退。
塩見投手は昨季までの11シーズンで46勝(今季は一軍登板なしに終わりました)。
スワローズは(運を)「持ってる」といわれたのでした。
ちなみに「持ってる」は斎藤投手の大学時代の有名過ぎる発言です。
村上選手は清宮幸太郎選手の「はずれ1位」です。
7球団の指名が清宮選手に集中し、スワローズはクジ引きで交渉権獲得に失敗。
再指名で村上選手を選びますが、ジャイアンツとゴールデンイーグルスと競合。
クジ引きが行われ、スワローズの指名が確定したという流れでした。
やはりスワローズは「持ってる」球団でした。
指名競合からクジ引きで斎藤投手を獲得したのはファイターズ。
そして清宮選手もファイターズが獲得しています。
ファイターズが「持ってる」球団なのかどうか?
過去にダルビッシュ・有投手と大谷昇平選手の一本釣りを成功させています。
十分「持ってる」と思いますが、クジ運はどうなのでしょう?
清宮選手が「持ってる」証明をしてくれることを期待しています。