ある機関に書類を提出して待つこと10数日。
決定が出るのに時間がかかり過ぎる!
そう思った私は電話をかけました。
「はよせんか!」とはいいません。
「審査の状況をお教えくださいませんか?」
これに対する回答は
「あと2、3日でお手元に届くと思います」
でした。
ほっとしたのですが、内心では
「忘れていたんじゃないか?」
と思ってしまったのです。
これを依頼者の関係者に経過報告。
「あと数日で届くそうです」
その方の反応は
「混みあっていたんでしょうね」
私は思いました。
性格の違いが出てしまった。
私は、意地悪く「本当は忘れていて慌てたのだろう」と思っています。
ところが、その方は素直に「混みあっていた」と善解されたのです。
ヘンな交渉の場を多数経験したおかげで度胸は多少なりともつきました。
でも、その分だけ言葉のウラを読むようになってしまいました。
明らかに性格の劣化でしょう。
今後は素直にうけとめることを心がけようー私はこう誓ったのでした。
でも、上記の件は忘れていたのだろうと思うのです。
そうでなければ、電話での回答にも時間がかかったことを説明できません。
慌てて「すぐ処理できるか?」と確認をしていたに違いありません。
というように、私の解脱は当分先になりそうであります。
なお、某機関から私に書類が届いたのは一週間後でした。
★ 性格俳優の代表といわれる平幹二朗さん
そしてご子息の平岳大さん
ご子息もまた役柄を巧みに演じる性格俳優です。