先日、高速道路で車を運転している際に心臓に異常を感じました。
鼓動が異様に速いのです。
決済の帰りで、とりあえず死ぬ前に登記申請だけは終えようと思いました。
その後に心臓内科に行ったのですが「異常なし」。
心電図の波形には何の問題もないそうです。
脈拍は一時期120/分にまで上がっていました。
それで「洞性頻脈」という診断名がつきました。
診断名が決まると、なぜか安心するのです。
1978年のドラマ「白い巨塔」の鵜飼教授の言葉を思い出します。
「なにか適当な診断名をつけてやって、患者を安心させるのだ」
問題は、なぜ頻脈になったか?
洞性頻脈は「治療の必要はない」そうです。
なぜなら心疾患ではなく、緊張や発熱あるいはアルコールに由来するらしいのです。
その日、私は熱は出ていません。
酒を飲むことはありません。
そうすると、精神的緊張といったあたりが原因のようです。
さて、緊張したか?
緊張はしていないけれど、かなりイライラさせられることがありました。
それらがすべて終わってから体が反応してしまったようです。
58歳という年齢は、父が狭心症を発症した年齢です。
それゆえ、私は心臓の鼓動に過度に反応してしまうのかもしれません。
父がカテーテルを挿入されて痛がっていた姿を思い出すと
「あれだけは絶対にイヤだ」
と思ってしまうので。
イライラせず泰然自若としておけば問題はなさそうです。
でも、58歳になっても大人になれないワタクシには無理でございます。