電話でご相談がありました。
詳細を述べるわけにはいきませんが、端的にいえば刑事事件の話。
当然ながら要求されるのは刑法の知識です。プラス刑事訴訟法の知識も。
今回のご相談で必要だった知識は次のとおりです。
・可罰的違法性
・捜査の流れ
司法書士には珍しいかもしれませんが、私は刑事法が得意。
問題なく対応できました。
ある試論では、司法書士試験の科目から刑法を除く案が出ていました。
しかし、一般相談ではこのようなケースが少ないとはいえません。
司法書士に刑事法の素養はある程度は必要なのです。
私は特に刑法が好きです。
刑法の基礎理論関連の本を読むと「ちむどんどん」します。
でも今は、依頼の多さに合わせて夜な夜な家事事件手続法や破産法の本を読んでいます。
★ 検察官役の木村拓哉さんに検察事務官役の松たか子さん
高視聴率ドラマ「HERO」の一場面です。
刑訴法に浸る世界です。
私も小学生の卒業文集に将来なりたい職業として「検察官」と書きました。
職員室に行った際に先生に理由を訊ねられました。「なぜ検察官なのか?」と。
「悪い日教組をやっつけるためです」
と答えて職員室を爆笑の渦に巻き込みました。