クワガタは樹液を舐める。
これが普通です。
あるいは、腐果から吸汁する。
モモの落果にカブトムシやクワガタが集まっている場面に出会ったことがあります。
ブドウの落果にもクワガタが訪れていました。
ところが、今回は意外なものから吸汁している場面に出会ったのです。
吸汁対象がわかりにくいかもしれません。
なんとムクゲの蕾です。
花の蕾からの吸汁というケースは聞いたことがありませんでした。
ムクゲの蕾が好適なのか?
ムクゲの蕾はなんらかの原因で発酵しているのか?
蕾の一部が齧られているが、誰の仕業か?
クワガタは物を齧ることができないので、他の誰かさんがやっているはず。
ガの幼虫あたりが疑わしいと思います。
他の花は利用されることはないのか?
色々と疑問が湧いてきます。
自宅兼事務所の隣の公園ではこういう観察もできるのです。
ベルンハルト・グリュン君との散歩中の愉しみのひとつです。