ナメクジは庭の敵(とはいえ、影響は限定的です)。
その多くは、チャコウラナメクジ Ambigolimax valentianus です。
たまに巨大な種であるヤマナメクジ Meghimatium fruhstorferi をみます。
けれども、それは山中での話。
私が住む界隈でふつうに出会うのはチャコウラナメクジでした。
今回は、この巨大な種に出会いました。
ソメイヨシノの幹にできた洞に近い穴にいるナメクジ。
これはマダラコウラナメクジ Limax maximus でしょう。
最初は、洞の中に蛇がいるのかと思いました。
木の枝でつついてみると、ナメクジが出てきたのです。
丸々と太った個体で、長さは10センチメートル程度ありました。
ふつうにみられるチャコウラナメクジ同様にヨーロッパ原産。
いずれも外来種なのです。
外来種がはびこるのはいつものこと。
生命力が強いがゆえに外来種として分布を広げることができるのです。
純国産ナメクジはどうなっているのか?
また、外来種間の力関係は?
ナメクジにも興味が湧いてしまいました。
調べるとおもしろいことがたくさんあると思います。
たまに庭で見るコウガイビル(血を吸うヒルではありません)はナメクジの天敵です。
コウガイビルもまたおもしろい生き物のようです。