某日、福岡県内某所を車で走行していたときです。
本当に久しぶりに右翼団体の街宣車に遭遇しました。

私は、損保会社に勤務していた頃、しばしば右翼団体の方にお会いしています。
ほとんどが、利害関係が対立する立場でお会いしました。
しかし、話合いが和やかに進まなかったケースはありません。
あるケースでは、数年後に思わぬ再会を果たしたこともあります。
転勤先の街で日教組の教研集会が開かれたのです。
全国の右翼団体が集結し、街宣車がたくさん走っていました。
昼食時、私はとんかつを食べて会社に戻ろうとしていました。
気配を感じて右を向くと、街宣車の中の人が手を振っていたのです。
その時点から数年前にお会いした方でした。
拡声器で「高橋さん、こんにちは!」とは言われずに済みました。
が、周囲の通行人は私を奇異な目で見ていました。
私も軽く手を振って、それで終わりでした。
利害関係が対立しない出逢いもありました。
ある右翼の構成員が会社に乗り込んでくる。
こういう話になったのです。
私は、地元に顔が広い保険代理店さんにその人物について尋ねました。
すると、その代理店さんが地元の右翼団体の幹事長を連れてきたのです。
その人によれば、乗り込んでくるという人物は「エセ右翼」とのこと。
「我々のように真面目に民族運動をしている者からは許せない」
とおっしゃるのです。
会社の前に、自分の団体の若手数人を配置する。
その後のことは任せてほしい。
こういうありがたいお申し出を受けました。
さすがに、「その後のこと」が気になります。
そのお申し出については遠慮することにしました。
結果的には「乗り込んでくる」話がなくなってしまいました。
なぜ心変わりしたのかは今も不明です。
昨今は右翼的な主張をするポピュリズム政党が人気を集めています。
あれは「エセ右翼」のようなものでしょう。
街宣車をみて、右翼団体からはあの種の政党がどうみえているのかが気になりました。
右翼団体は「怖い集団」のように見られることが多いのです。
しかし、その主張は正当なものが多く、話してみると温厚な方が多いのが実態。
社会も彼らの主張に耳を傾ける余裕があってもいいのではないでしょうか。
マスメディアがとりあげるのは、左方向からの大声に偏っている印象ですので。

★ 街宣車の車体に北方領土が明記されています。
国後島と択捉島及びその周辺の島々は我が国の領土です。
