妻は「よい子が寝る時間」に床に就きます。
だいたい21時くらい。
黒猫ノワールも似たようなもの。
結局、私と恩人猫は2人で過ごすことになります。
ソファに座って紅茶を飲みながらミステリを読む。
その傍らに恩人猫。
これが今の21時30分から翌日の未明にかけての私のスタイルです。
恩人猫も私の横で気持ちよさそうに寝始めます。
撫でたり、ブラシをかけたりしていると眠気に誘われるようなのです。
そのうち私は一人で本を読みふけるようになります。
ノワールが起きてきて、「ニャーン」と呼びます。
「撫でろ!」という指令です。
ブラシをかけ、撫でてやると大満足でまた眠ります。
そのうちに私も眠くなり、恩人猫とソファでうたた寝。
午前3時くらいに目覚めて布団に入るということが続いています。
最近の海外ミステリは翻訳がこなれていて読みやすいのです。
かつての翻訳は・・・かなり読みづらい文章になっているものがかなりありました。
それらを全部新訳で出してくれないものか。
英国のサスペンス小説の大家A.ガーヴの作品などは今でも楽しめると思います。
A.クリスティの作品は新訳が出ています。
が、謎解きよりはサスペンス・スリラーあるいはハードボイルドが好きな私。
日本のミステリ愛好家は本格謎解きミステリを好む傾向が強いようです。
そのせいか、サスペンス小説は日陰者扱いです。
私が、もう少し英文を読む力を上げればいいのかもしれません。原書を読むことができます。
でも、E.アンブラーの原書を買い込んだまま。
それゆえ、英文読解力が向上する機会は訪れていません。
年齢も還暦を目前にするようになり、いよいよ英文とは縁遠くなりつつあります。
読みやすい訳文の新作が次々と出版されているのです。
そちらを読むのが忙しいのです・・・といいわけをしておきます。