一昨年の秋に1羽のジョウビタキのメスに出会いました。
他のメス個体に比べると体がやや小さく、尾が短いので目立っていました。
私は、生き延びることができるだろか? と心配になりました。
冬が終わり、彼女はいなくなりました。
それまでは何度も見かけていたので、生きているのは間違いなかったのです。
うまく大陸方面に渡れただろうか?
春が過ぎ、夏も終わって翌年の秋。
彼女の姿が庭に。
間違いなく同じ個体です。尾の短さが非常に目立つのです。
その冬も元気に我が家周辺で過ごしていました。
そして、この秋、また彼女は戻ってきました。
相変わらず尾が短いため個体識別が容易です。
少なくとも二回の冬をこの地で過ごし、渡りを繰り返したわけです。
庭にやってきた彼女の姿になんともいえない温かな気持ちを抱きました。
この冬も元気に当地で過ごし、大陸に無事に帰ってほしいものです。
そして来年の冬に四度目の飛来があるように祈っています。
★ 写真はイメージです。
飛来した個体ではありません。