写真はカマキリの一種(未同定)の幼虫(幼生)がアブラゼミを捕食しているシーン。
カマキリは成虫にならずとも立派なハンターとしてセミを仕留めています。
カマキリの戦闘能力の高さには瞠目すべきものがあります。
私はオオスズメバチに襲い掛かる場面を目撃した経験があります。
クロスズメバチはオオカマキリに仕留められていました。
ローヤルゼリーとしてオオカマキリの元気の素になったでしょう。
この例は、強者VS強者の趣があります。
ほかにもコガネグモが、クロアナバチに麻酔をかけられて拉致される場面を観察しました。
クロアナバチは仮死状態にしたクモを自らが掘った穴に連れ込んで産卵。
孵化した幼虫は新鮮なコガネグモを食べて成長し羽化。
上記のコガネグモさんは拉致される数日前に、網にかかったアシナガバチの一種を食べています。
我が家の庭や隣の公園では日々こういう場面が展開されているのです。
屋内では・・・アシダカグモの存在に意味があります。
我が家にはゴキブリがほとんど出ません。
家の周りにアシダカグモがよくいるのです。
アシダカグモがゴキブリの侵入を防いでくれている可能性は大きいと思われます。
アシダカグモはプロのゴキブリハンター。
普通の民家であれば、アシダカさんが2頭いれば、1か月でゴキブリを壊滅させるそうです。
しかも殺菌力がある消化液を使うので、衛生的にゴキブリ駆除をしてくれるのです。
冒頭に登場したカマキリも人にとって有益な昆虫です。
庭の植物を食い荒らすバッタをガンガン仕留めてくれます。
私はクモ各種とカマキリとは同盟関係を結んでいるつもりです。
★ 右 カマキリ先生=香川照之さん
左 ショッカーの怪人 カマキリ男さん(「仮面ライダー」第5話に登場)