ちょっと秋月に行ってきました。
妻が竹細工やその他の工芸品に興味を持っているのです。
で、竹細工には出会えませんでしたが、私はこれを買いました。
これはシルクのスカーフで、いわゆる草木染め。
サクラの小枝と蕾を使って染められています。
シルクはヤママユやカイコの繭。
すべて自然からの贈り物です。
夏に着用するジャケットのポケットチーフに。
あるいは、軽く首元に巻くような使い方を考えています。
秋月では、糸島ではあまり見ることがない樹木をみました。
これはチシャノキ Ehretia acuminata です。
ムラサキ科の樹木です。
ムラサキ科といえば、ワスレナグサやネモフィラのような草花が思い浮かびます。
でも、樹木もあるのです。
本土以北ではこのチシャノキくらいでしょう。
八重山諸島でよくみられるモンパノキは本土には自生していません。
このチシャノキの葉や幹肌はカキノキによく似ています。
それで、カキノキダマシと呼ばれたりもします。
そして、秋月にも魔の手が伸びていました。
これは、まさに「兇悪の」というべきオオキンケイギク Coreopsis lanceolata です。
昨年も当ブログで紹介しましたが、確実に増えているようです。
特定外来生物として駆除対象ですので、見かけた方は引っこ抜いてください。
骨董なども見て回り、妻は古布を購入。
自家焙煎をやっている珈琲店(古民家)で一服して帰途に尽きました。
★ 写真は、「お冷」代わりの水出し珈琲です。