このところ毎年のように「模範六法」(三省堂)を買い替えています。
今年も令和7年版を買いました。
学生時代は、一度買った六法を卒業まで使い続けました。
そのおかげで、手に馴染み使いやすさが年ごとに増しました。
買替えをしなかったのは、その必要がなかったから。
今のように民法などの重要法令の改正がなかったのです。
今はそうはいきません。
民法の改正がちょこちょこ行われています。
裁判手続のIT化にともない民事訴訟法も改正が続いています。
司法書士は、そういう基本的な法律だけをみるわけではありません。
戸籍法であったり消費者契約法なども参照する機会が多いのです。
そうすると、ちょっとした手直しくらいの改正でも最新の条文を知る必要があります。
というわけで「買い替えよう」という結論になるのです。
本当は、コンメンタールもその都度買い替えるべきなのかもしれません。
けれども、こちらは買い替えていません。
法律雑誌などに改正法の解説が載るからです。
それをコピーして該当ページに挟んでおけば対応できます。
来年の今頃、また買い替えることになるかもしれません。
願わくば、永年使い慣れた辞書のように使い続けたいのですが。