雪が降りました。
一昨日は糸島市内もうっすらと雪化粧しました。
おそらく今日は来客はないし電話もかからないだろう。
一昨日は、そういう予測の元に1日をスタートしたのですが・・・
意外にも相続や贈与に関する相談がいくつか舞い込みました。
1件は弁護士さんからですが、その際に別の話になって
「小規模な一般社団法人に監事を置くけれど定款変更は・・・」
と二人で「どうでしたっけ?」みたいになりました。
定款変更が必要だったはず。
でも暫く条文をみないとあやふやになっています。
「監事設置一般社団法人の定めを設定し、監事を選任する」という社員総会を開く話です。
電話を切った後に条文が六法のどの位置に載っていたかの記憶が蘇りました。
弁護士さんにメールで知らせて一件落着です。
六法を頻繁に参照していると、条文の位置をなんとなく覚えているのです。
私は、初めてみる法律については条文を全部読んだりすることがあります。
これも一度読んでおくと、「こういう条文があったな」という感覚が残るから。
この「感覚」は意外に大事で、あの法律にこういう制度があるから、こっちの法律にもあるだろう、
みたいな感じで予測が働くようにもなるのです。
この感覚を身につけてくれるのは、やはり紙の六法です。
条文の位置や、章立てを俯瞰できるのは紙の六法しかありません。