「あそこはダメですよね」
というような「あそこ」に対する否定的な評価へ同意を求められたら?
これには気をつけなければなりません。
Aさんにこう言われ、軽い気持ちで
「そうですよね」
と同意しようものなら、Aさんが「あそこ」に対し、
「Bさんが、おたくはダメだと言っていましたよ」
と「告げ口」をする可能性があるのです。
腹黒いAさんは世の中に存在します。
では、Aさんが在籍した組織についてだとしたら・・・
Aさんがその組織に対してどう思うかは勝手です。
実際にいまひとつの組織なのかもしれません。
ですが、私は
「この人は仁義に欠ける人だなあ」
と思ってしまうだけ。
仮にも自分が在籍した組織です。
否定的評価をするのは構いませんが、他人に同意を求めるのはどうなのか?
私は、爾後、Aさんに対して冷ややかな視線を向けることになります。
無論、態度には出しません。
これは、社会一般の大人がこうしているという話でもあります。
それを理解できないAさんの成長を待つほかないのでしょう。
否定的な評価を伴う同意の求め、これが危険な罠であることもしばしば。
ある人がなにげなく同意を表明した結果、一大事になった例があります。
詳しくは書きませんが、「ある人」の組織のトップが土下座をして解決しました。
というように、否定的評価への同意の求めには2つの側面があるのです。
ひとつは、求めた人が自身の評価を落とす結果になるという点。
もうひとつは、危険すぎる罠である点です。
★ 「ひそむ罠」は1976年のボワロー&ナルスジャックの作品