福岡県糸島市 司法書士 ブログ

女性差別なのか?(1)

今の婚姻制度は女性を差別している・・・のでしょうか?

一部の人によると、

「婚姻により姓を選択せねばならず、男性の姓を強制される制度」

らしいです。

「だから(選択的)夫婦別姓にしなければならない」

そうです。

でも、男性の姓を強制するような定めは見当たりません。

ということは、多くの夫婦が男性の姓を選んでいるということです。

これはそのとおり。

でも、それが「制度の欠陥による女性差別」なのか?

答えは、当然ながら“Nein”です。

制度上は、男女いずれの姓を選択してもよいことになっています。

制度に問題はありません。

自分たちで男性の姓を選び、それを「差別だ!」と言っていることになってしまいます。

妻は「差別された結果、夫の姓を強制された」」とも思っていません。

誰かが勝手に婚姻制度に欠陥があることにし、それを差別だと論っているのです。

情報の受け手が、それをどこまでマジメに考え、咀嚼しているか?

無条件に情報をそのまま受け容れるタイプの人は、こういう主張に影響されやすいでしょう。

誰も女性を差別していないのに、「女性差別が今も根強く残っている」といいたい人こそ差別好き。

そういうふうにみた方がいいようです。

自分たちの主張の裏付けに「差別」の二文字を入れると力強くなる。

だから、「女性差別があることにしよう」。

彼らにとっては、女性が差別される方がありがたいようです。

 歌手の岩崎宏美さん

  結婚して益田宏美さんとして活躍。 その後、離婚で岩﨑宏美さんに戻りました。

  キャリアの分断は・・・当然ながらありません。 実力があるからでしょう。

 

 

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