今の婚姻制度は女性を差別している・・・のでしょうか?
一部の人によると、
「婚姻により姓を選択せねばならず、男性の姓を強制される制度」
らしいです。
「だから(選択的)夫婦別姓にしなければならない」
そうです。
でも、男性の姓を強制するような定めは見当たりません。
ということは、多くの夫婦が男性の姓を選んでいるということです。
これはそのとおり。
でも、それが「制度の欠陥による女性差別」なのか?
答えは、当然ながら“Nein”です。
制度上は、男女いずれの姓を選択してもよいことになっています。
制度に問題はありません。
自分たちで男性の姓を選び、それを「差別だ!」と言っていることになってしまいます。
妻は「差別された結果、夫の姓を強制された」」とも思っていません。
誰かが勝手に婚姻制度に欠陥があることにし、それを差別だと論っているのです。
情報の受け手が、それをどこまでマジメに考え、咀嚼しているか?
無条件に情報をそのまま受け容れるタイプの人は、こういう主張に影響されやすいでしょう。
誰も女性を差別していないのに、「女性差別が今も根強く残っている」といいたい人こそ差別好き。
そういうふうにみた方がいいようです。
自分たちの主張の裏付けに「差別」の二文字を入れると力強くなる。
だから、「女性差別があることにしよう」。
彼らにとっては、女性が差別される方がありがたいようです。
★ 歌手の岩崎宏美さん
結婚して益田宏美さんとして活躍。 その後、離婚で岩﨑宏美さんに戻りました。
キャリアの分断は・・・当然ながらありません。 実力があるからでしょう。