庭の草刈りをする・・・これをまったく無意味だとはいいません。
けれども、問題の先送りと解決の困難化であるといわざるを得ません。
草を刈れば、そのときは綺麗になります。
でも、根が残っている以上は新たな発芽が起こります。
ある程度伸びたら刈る。
これを繰り返しても、雑草だらけの庭は解消されません。
刈った草をマルチング材として使い、遮光すれば防草効果はあります。
とはいえ、結局は次の発芽は起きます。
刈った草をよそに捨てるなどすれば、草刈りを含めて壮大な労力の無駄遣い。
チガヤやセイタカアワダチソウは着々と根を広げ、庭の除草は夢物語へ。
そのうちにヤブカラシやヘクソカズラといった蔓性の雑草まで加わります。
こうなると「再起不能」かもしれません。
そうならないうちに対応しなければなりません。
草は刈るよりも抜く。
地味で気が遠くなるような話ですが、策はこれしかありません。
抜いたら、グランドカバーとなる植物を植える。
これで雑草が入りにくくなります。
グランドカバーにはハーブ類がおススメです。
タイム、オレガノが活躍するでしょう。
料理に使え、花も咲き、かつ痩せた土地でも大丈夫。
ラベンダーやローズマリーをところどころに植えます。
これらはタイムやオレガノに比べ背が高くなります。
その背の高さもまた遮光に利用できます。
ハーブを使って庭の防草ー我が家では成功しています。
これに樹木を上手に使って遮光します。
樹木に関しては、自らの手で剪定できることが条件です。
間違っても大木になる種を塀際や建物の近くに植えてはいけません。
我が家ではコナラにカツラという大木化する種を使っていますが、剪定しています。
樹木は剪定により高さや横張をコントロールできます。
だから樹木を植える場合は、こまめに剪定をすることが条件です。
今の我が家は雑草が侵入すると目立ちます。
目立つので発見した都度抜く。
これで対応できるようになりました。