司法書士の団体としては、入会が義務付けられる各都道府県の司法書士会があります。
その親玉が日本司法書士会連合会です。
これらには入会しなければなりません。
バッジをもらってシノギを得るには入るほかないのです。
ほかに任意団体がいくつかあります。
私は、そのいずれにも入っていません。
なぜか?
全国青年司法書士協議会という組織があり、各地方に青年司法書士会があります。
開業時点で既に青年ではない私。
でも年齢制限はないため入会は可能です。
色々考えた結果、入らないことにしました。
理由のひとつは、活動が土日祝日だから。
私には休みを潰しても構わないほどの時間的余裕がありません。
留守が多くなれば、猫たちが不満を抱きます。
それに、私生活まで司法書士でいたいわけではありません(寧ろ、そうありたくない)。
夜間・休日といったプライベートタイムは読書や私的交際に使いたいのです。
もう一つの理由は、政治思想的な面で、私には合わないと思ったから。
中央に立つわけではなく、若干左側に足を踏み入れたような雰囲気があります。
「青法協」のイメージがなきにしもあらず。
周囲から右派のようにいわれる私です。
入れば入ったで、いらつきそうな気がしました。
一方で、政権与党に対して働きかける「政治連盟」という団体もあります。
こちらにも入りませんでした。
それは、司法書士の権益拡大のための法改正を政治家に働きかける姿勢に賛同できないから。
簡裁代理権にしても、獲得したのはいいものの使いこなせていないのが現実です。
簡裁代理権を単なるアクセサリーにしている司法書士が大半なのです。
この先、家裁における代理権等を獲得したいようですが、その準備はできているのか?
司法書士の多くは「法的紛争?いやだ!」という人たちです。
前にも書きましたが、「紛争が嫌いだから弁護士ではなく司法書士になった」と嘯く人も。
紛争嫌いの平和産業ーこれが司法書士の大勢です。
裁判業務に長けているという(ことになっている)人もADRには関わろうとしなかったり。
どうみても紛争処理に対して腰が据わっていないのです。
「登記業務に専念したい」という若い合格者も少なくありません。
そういう中、家事代理権を獲得しても機能しないでしょう。
アクセサリーのコレクションに意味があるでしょうか?
こういった事情で私はいずれの団体にも入っていません。
これらの点について別の説明をすれば以下のようになるかもしれません。
高橋は政治思想がやや右寄りで、リベラル(世間一般でいう)な青年会からは歓迎されないだろう。
高橋は司法書士全体の姿勢を冷めた目で眺めており、その権益拡大は不要とみている。
本音は、首までどっぷり司法書士に浸かる気はないし、休みはゆっくりしたい。
実はこの程度だったりします。
結局のところ、ワタクシには勤労意欲があまりないのでした。
★ 「勤労意欲」ということで、映画「蘇る金狼」から風吹ジュンさん
いまや「おばあちゃん役」をこなす風吹さんですが、若い頃はその可愛さが爆発していました。