福岡県糸島市 司法書士 ブログ

診断名サイコパス

過去にサイコパスの記事を3本書きました。

それらの記事には書物の写真を付けています。

写真で紹介した各書物に必ずとりあげられている本がこれ。

ロバート・D・ヘアの“WITHOUT CONSCIENCE”の翻訳です。

ヘアは、サイコパスチェックリストを考案した学者です。

リストそのものは、この本には載っていません。

チェック項目がいくつか挙げられている程度です。

掲げられているチェック項目を使って・・・

過去に出会った人の中にサイコパス的な性格を持つ人がいるのです。

おそらく、誰もが同じ経験をするでしょう。

問題は、その人が“WITHOUT CONSCIENCE”だったかどうか?

 

一例を挙げるなら、将来の結婚を誓い合った交際相手BがいるAの話です。

AはBと順調に交際していました。

2人はもともと学校の同級生同士。交際期間も長くなっています。

クラスメイトの中には結婚している人も増えていました。

Cもその1人で、新婚。 Bとも友人関係にありました。

ある日、どういう流れからかCがAを訪ねます。

2人は狭いアパートの一室で性的関係を持ちました。

そのことをAはまるで武勇伝のように自慢したのです。

Bとの共通の知り合いからBに漏れてしまうリスクがあるのに。

リスクを考えない行動に加えて放縦な性的関係。

Aには他人を利用しようとする傾向も強かった。

かなりサイコパス的な傾向を感じます。

ちなみにAは語り口に魅力的な面をもち、プレゼンテーション能力は高かったのです。

ただし、冷酷な性格とまではいえませんでした。

どちらかといえば、気弱で温厚な感じの人物でした。

 

人は誰しもサイコパスチェックリストの項目に該当する行動をとるのかもしれません。

でも、複数の項目にあてはまるような人は絞られます。

私の記憶する中でも、ほんの数人でしかありません。

そして、その人たちが“WITHOUT CONSCIENCE”だったかどうかは謎です。

なんとなくの「変」を感じた私が距離を置き、最後まで見届けることがないからです

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