我が国には世界に誇るべき職人技が数多存在します。
寿司もそのひとつ。
ネタのやわらかさとしゃりの口内でのほどけ具合がピタッと決まった寿司。
最高のグルメでしょう。
さらには、こういった籠を編む技術。
被災した能登の漆器なども。
大工の技術も素晴らしいものがあります。
最近は、家を建てる材料を工場でカットするようになりました。
大工さんに一貫して作ってもらうにはかなり費用がかかります。
家を建てるには大工だけでなく左官の技術も必要。
壁塗りの丁寧な仕上がりには感動すら覚えるのです。
私の幼少期、実家にHさんという左官職人が来ていました。
子供心にHさんの仕事をする姿に仄かな憧れを抱いたことを覚えています。
その職人を称えるような曲が存在するのです。
作詞・作曲は新沼謙治さん。
タイトルは「左官職人こね太郎」です。
新沼さんは歌手になる前は左官職人。
ユーモラスな中にリスペクトをこめた歌詞に新沼さんの「左官愛」を感じます。
途中の見事な転調に新沼さんの音楽家としての職人ぶりを感じます。
我が国のこういう技術が継承されていくことを願うばかりです。
私も一種の法律事務職人でありたいーそう思っています。